2010年8月3日火曜日

宮津

今日は京都の北へ、宮津へ。

宮津といっても山間部の世屋という地域で、
海沿いから山手に入り、しばらく上っていくとある小さな集落。
気候は高原の気候で、冬は雪が2mは積もるそうです。
かつては笹ぶき屋根の集落で、いまは2度の大火の経験があって
トタンで葺き替えられています。

この地域は高齢化がすすみ住民も現象、現在22名だそう。
僕らは府の方のお誘いで今回訪問させて頂き、
現地の里づくりNPOの方や
地元のお酢屋さんを紹介していただきました。


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ここには小さい田が続く棚田があり、
全て無農薬・手植えで栽培されています。
田植えや稲刈りの時には全国からヘルプが来られ盛り上がるとか。

そしてここのお米作りをサポートしているのが、このお酢屋さん。
飯尾醸造さんのお酢づくり、そのこだわりようにびっくり。

寒暖差が激しく、また雪解け水でまかなうこの棚田のお米はとてもおいしいらしく、
ここのお米を社員総出で無農薬で栽培し、お酢造りに使われています。
無農薬で手植え、しかも棚田、そして山間地なのでイノシシに鹿...。
大変さが伝わってきます。


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この隣村の松尾という場所(絶景!)の棚田も飯尾さんのお米作りで、
社長さん自らあちこち自社田んぼ?をご紹介してくださり、
こんなに時間をとって頂いていいんだろうかと、本当に恐縮です。

この松尾という集落は、なんともう2軒だけとか...。


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この棚田を維持していくことは容易ではないでしょうね。
この松尾の農家さんと契約し、無農薬米づくりをサポートしているんだそうです。
しかも関東の食味検査では、
2000の銘柄の中で3番目に入って、お酢にするにはもったいないお米とか。


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その後、飯尾醸造さんの蔵の、
実際の樽の中も見せて頂きました。
酢酸菌、こんな風に広がるんだ...

ちょっと、本当にこだわりっぷりがすごい...。
一般的に大手が行うお酢造りとはまったく逆の、
効率とスピードを求めず昔ながらの醸造方法で、
原材料も農家をサポートできる価格で取引されている。
ここには書ききれないほどの、世間との違いを理解しました。

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僕らは、
宮津と京都の架け橋になるためのつながりづくりに訪れましたが、
こんなお酢やさんがそこに居て、こうした仕事が地元の地域を
しっかり支える仕組みになっていて勇気をいただきました。

いま、人件費、製造・調達コストや為替の影響で
食についても海外で作ったものを輸入することが当たり前のように
行われていますが、
いったいなんのための仕事なんだろうと思います。

理想は高く、その形はとてもシンプルに、
そして絶え間ない商品開発の姿、勉強になりました。

宮津、世屋と京都。
僕らが出来ることは少しずつ、一歩ずつですが、
その魅力を沢山の方のものにできるような取り組みになっていけたらと
思います。


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それにしても、縦貫道が出来てから、
京都から宮津までひとっ飛びです。
舞鶴の縦貫道は、あの無料試験区間になっています。

結局道中は亀岡も園部も綾部も、その上を通り越してしまって
味けのない旅になってしまいますが、この距離感、いつでも宮津に行けそう。

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